音質重視のDENON CDがさらに純度向上。LAMBDA(ラムダ) S.L.C(特許出願中)
■ デジタル的にゼロクロスひずみを消すDENON独自の新技術。LAMBDA(ラムダ)はLADDER-FORM MULTIPLE BIAS D/Aの略称です。
"LAMBDA S.L.C"は、LAMBDAプロセッサーにより信号データにデジタル段階でバイアスをかけ(デジタルバイアス)、信号を+と-の二つに分けます。そして、D/Aコンバーターの後でそれを波形合成する方式です。(図-1参照)特にゼロクロスひずみが問題となる小振幅のとき、+と-の二つのデータの中にはゼロクロス点が含まれないため、合成されたアナログ出力には、原理的にゼロクロスひずみが発生しません。(図-2参照)また、データを二つの異なったデータに変換してから合成するため、元のデータが持っていたひずみ成分は、合成後には分散・平均化され、ひずみのレベルは1/2に減少します。
データが元のゼロクロス点を横切るレベルでは、ひずみが発生する可能性がありますが、これは従来のS.L.Cの補正で除去できます。
以上のように"LAMBDA S.L.C"は、ゼロクロスひずみが発生しないリニアリティに優れた再生ができ、また、すべてのレベルにわたりひずみの改善がなされ、理想的な音楽再生を可能にした画期的な方式です。
プロ用技術が息づく高忠実度DA変換。リアル20bit S.L.C
■ 20ビット8fs×リアル20ビット2DAで32倍の高分解能達成(再生系、対16ビット4fs採用機)
デジタルフィルターは最先進の8倍オーバーサンプリング20ビットデジタルフィルターを採用、周波数軸上でCDフォーマットの8倍の精度でオーバーサンプリングを行う事によリサンプリングノイズや帯域内リップルを極限まで抑えこみ、アナログフィルターの特性を最大限引き出す事によって群遅延特性を更に改善できました。そしてDAコンバーターは、デジタルフィルターの20ビット出力に対応したリアル20ビットDAコンバーターを採用、両者の相乗効果により、再生系で16ビット4倍オーバーサンプリングデジタルフィルター採用機の実に32倍の高分解能を達成、SN比やダイナミックレンジを限りなく理論限界値に近づけて原音波形に最も近いDA変換を可能としました。(図-3参照)
又、このDAコンバーターはアッテネーターやスイッチング回路を使用するフローティング方式でなく、リアル20ビット方式である為、非直線ひずみの要因を持ちません。更に、LR独立の2DA方式ですのでLRの位相ズレを排除し、明快な音像定位を実現しています。
■ プロ級のハイクォリテイ、スーパー・リニア・コンバーター
「スーパー・リニア・コンバーター」は、D/A変換器として世界的に定評のあるバーブラウン社特製のICを採用し、デンオン独自の「変換ひずみ補正回路」を加えて「ゼロクロスひずみ」を徹底排除し、高精度なD/A変換を成しとげています。これにより、音楽の繊細な余韻や伸びのあるストリングスなど、豊かでクォリティの高い音質を実現させています。弊社ソフト部門の録音スタジオにある、自社開発の全てのデジタル録音機にこのスーパー・リニア・コンバーターを採用しております。